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イベントとSNSの相乗効果を徹底解説!

イベントは現地での盛り上がりが全て…そう思われがちですが、実際にはイベントの価値はSNSでの発信によって何倍にも広がります。特に、事前の告知から当日の実況、そして事後の報告や参加者の投稿までを一貫して設計すれば、集客・ブランド力・次回への期待感が相乗的に高まります。今回は「事前」「当日」「事後」の3フェーズに分け、SNSを最大限活用する方法を解説します。

なぜイベントにSNS戦略が必要なのか

SNSは単なる告知ツールではありません。イベントにおけるSNSの役割は大きく分けて3つあります。

  • 集客力を高める
    イベント情報を拡散し、潜在的な参加者にリーチできる。

  • 参加者同士のコミュニケーションを活性化
    ハッシュタグやコメントを通して参加者がつながるきっかけになる。

  • ブランド価値の向上
    イベントを通じて企業や団体の印象を高めることができる。

つまり、SNSは「広報」「コミュニケーション」「ブランディング」の三役を担う存在です。

SNSの活用法

1.事前告知で期待感を高める

イベントを成功させるためのSNS活動は、準備期間から始まっています。この段階での目標は「興味を持ってもらい、参加したい気持ちを育てる」ことです。

  • ティザー映像や画像を活用する
    全貌を明かさず、一部だけ見せて期待感を煽ることでよりイベントへの興味が深まるでしょう。例えば、シークレットゲストを用意し事前にシルエット写真だけを公開したり、会場の一部をチラ見せすると見ている人の期待感が高まります。

  • カウントダウン投稿
    開催1週間前から「あと〇日!」と毎日投稿することでワクワク感を演出すると良いでしょう。

  • ハッシュタグの事前設定
    シンプルで覚えやすく、検索しやすいハッシュタグを公式で発表することで、SNSでの検索に引っ掛かりやすくなり、より多くの人の目に留まることができます。

  • インフルエンサーや出演者とのコラボ告知
    出演者自身のSNSで告知してもらうことで、新たな層へのリーチが可能になり、イベント全体の話題性を高める効果が期待できます。さらに、実際にイベントに参加しなかった人々であっても、投稿をきっかけにイベントの詳細を調べたり、その後の関連情報を追ったりするケースもあるため、SNS上での継続的な話題喚起にもつながります。

2.当日SNSで熱量を広げる

イベント当日のSNS活用は、リアルタイム性が命です。現地に来られなかった人にも「その場の空気感」を届けられれば、オンライン参加意欲や次回参加意欲を刺激できます。

  • リアルタイム投稿
    イベント当日に写真や動画を即時投稿したり、InstagramのストーリーズやTikTokライブを活用することで、より幅広い層にリーチできます。ステージの盛り上がりや写真映えするフォトスポット、フードブースの賑わいなどを臨場感のあるビジュアルで発信することで、イベントの魅力がリアルタイムに伝わり、第2回開催時にはさらなる来場者増加につながる効果も期待できます。

  • UGC(ユーザー生成コンテンツ)促進
    参加者が投稿したくなるフォトスポットやSNS映えする小道具を用意したり、「投稿してくれた人には限定ステッカープレゼント」などインセンティブを設定することで、参加者のSNSが活発になり話題性が上がります。また参加していなかった層も、運営側のSNSだけでなく参加者の声を目にすることができるので、次回の来場につなげることができるでしょう。

  • ライブ配信の同時活用
    全編配信だけでなく、ハイライトや舞台裏を短く配信することで注目度が上がります。

3.事後報告で余韻と次回集客につなげる

イベントが終わった直後こそSNS活用の大チャンスです。感動や高揚感が残っているタイミングで発信すれば、拡散力が最大化します。

  • イベント直後の速報投稿
    「ありがとうございました!」と共にハイライト写真を即日投稿しましょう。イベントそのものに満足してく売れた人の中には、他の参加者の声を見て高揚感を共有したい場合も多いので、このような投稿はスピード感があるほど反応が良いでしょう。

  • アフタームービーの制作
    30秒〜1分のショート動画で当日の盛り上がりを凝縮し、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートで同時展開すると良いでしょう。手軽に見られるショート動画だからこそより幅広い層の人の目に留まり、イベントの話題性も上がります。

  • 参加者の投稿シェア
    ハッシュタグで集まった投稿を公式がリポストしコミュニティ感を演出することで、イベントの盛り上がりをSNSで伝えることが出来るでしょう。

  • 次回予告を同時に発信
    「次は〇月に開催予定!」といった情報を添えることで、参加希望をキープさせることができます。

SNSプラットフォーム別戦略

SNSごとに利用層や拡散の仕組みが違うため、同じ素材でも加工・出し方を変えることが大切です。

  • Instagram
    ビジュアルを重視し、写真や動画の冒頭3秒で引きつけられるようなものが好まれます。リールとストーリーズの併用で短い動画を中心に展開すると良いでしょう。

  • TikTok
    流行りの音源やテンポ感を活かした縦型動画をつくることで、若年層にアプローチすることができます。

  • X(旧Twitter)
    速報性と拡散力が高いため、テキスト+写真の組み合わせで、情報がポスト1つである程度見えるような内容が効果的です。

  • YouTube
    アーカイブや長尺ハイライトを掲載し、検索からの流入を狙いましょう。

成功するための3つのコツ

  • スピード感を持つ
    SNSは鮮度が命です。素材は当日中、遅くとも翌日に投稿しましょう。

  • 参加者を主役にする
    会場風景やゲストだけでなく、参加者の笑顔やコメントを積極的に取り上げることで、今回不参加だっと人もイベントの雰囲気を感じられるため、次回の集客に繋がるでしょう。

  • 統一感のあるデザイン
    投稿画像や映像に同じ色味・フォント・ロゴを使い、ブランドとして印象付けましょう。

まとめ

SNSはイベントの「おまけ」ではなく、「イベントそのものの一部」です。事前から事後まで戦略的に活用すれば、現地に来られなかった人にも熱量を届け、次回の参加意欲を高めることができます。イベント × SNS の組み合わせは、集客だけでなくブランドのファンづくりにもつながる強力な武器です。ぜひ次回のイベントで、この相乗効果を体験してみてください。

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